製品染め
反応染め、硫化染め、顔料染め等、弊社が提供する各種製品染めのご紹介です。
それぞれの利点、欠点も合わせて解説致しますので、お客様のニーズに合った染めを
見つけて下さい。
反応染め
最も一般的な染めです。
色幅も多く、濃色から淡色 、ビビッドな色からくすんだ色まで様々な色が出せます。
ニット製品から薄手のシャツ生地、厚手のツイル等、多くの生地が染められます。
染め後の洗い加工に対してはあまり効果が表れません。
また染め後のブリーチには不向きです。
硫化染め(ピグメント)
硫化染料を使った製品染めで、濃色の染めによく向いています。
反応染め程出せる色幅は多くありませんが、染め後の洗い加工と組み合わせる事によって、
独特のアタリ感が生まれます。染めと洗い加工の両方を取り入れたい場合にお勧めです。
ケミカル加工、抜染などの脱色を伴う加工とも大変相性が良いです。
顔料染め
顔料を使った製品染めです。
鮮やかな色、また濃い色は出にくいですが、深みのあるくすんだ色が特徴です。
同じ顔料を使った汚し加工と組み合わせて、ヴィンテージ感を与える事も出来ます。
一度顔料染めを行うと、脱色を伴う二次加工が効かなくなります。
グラデーション
グラデーションは製品を染料に浸ける時間を調節しながら徐々に染めていきます。
染め時間をコントロールする事で段染めにも出来、また2色、3色と増やしていく事も可能です。
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グラデーション染めの他に、グラデーションブリーチも可能です。
反応中白染め(中白加工)
中白染め(中白加工)とは、染料の浸透を表面に抑え、芯を白く残したまま染め上げる技法。
通常の反応染めでは困難なヒゲ・ブラスト・ストーンウォッシュ等の染め後加工が可能で、
硫化染めと同等のアタリ感を出す事が可能です。
染め後の二次加工としてヒゲ・ブラストなどのアタリ感を出したい場合、
中間色やくすんだ色味には硫化染め、発色の良い原色系には中白染めがお勧めです。
ムラ染め・タイダイ(絞り染め)
製品を紐で縛ったり、ネットに入れて絞ったり、折り畳んだりして染める事により、
意図的にムラを作る染色技法です。
大まかにではありますが、細かなムラから大判のムラまで作り出す事が可能です。
染色工程のほとんどが手作業の為、一点一点の染め上がりが違います。
同じ技法でデニムをブリーチすれば、ムラでの脱色感を出す事も出来ます。
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